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【つけたり消したり】 エアコンの運転方法と電気代の疑惑を徹底調査

昔は、エアコンこまめに消すのが常識だった。
エアコンはものすごい電気食いの家電で、夏場、少しの間つけているだけでもものすごい電気代になった。

そんなわけで、エアコンをつけっぱなしにしていることは『 家庭内・非国民 』 的な行いであり、ワーワー言われること必須だった。



エアコンつけっぱなしが主流になる

ところが!
エアコンの電気消費量が大幅に低下していくと、こんなことが言われるようになってきた。

『 エアコンはつけたり消したりせず、つけっぱなしにしている方が電気代が安くなる 』

要するに、エアコン運転中に最も電気消費量が大きいのがエアコン起動時なので、エアコンの作動時の消費電力量が減れば減るほど、エアコン起動回数を減らせば電気消費量を減らせると言うものだ。

簡単に図で書くとこんな感じになる。
(実測結果ではないので注意)

電力消費の小さい最新のエアコンほど、起動や停止を繰り返さず放置していた方が電気代を安く抑えられる。
これは、エアコンメーカーの公式HPにも書かれてあることで、嘘偽りない真実だ。


リモコン|家庭用エアコン節電情報|ダイキン工業株式会社


エアコンは、急に部屋を冷やすときに多くの電気を使います。
設定温度まで冷やした後、その設定温度を維持しているときは、急に部屋を冷やす場合と比べてとても少ない電気ですみます。

節電のために、「部屋が涼しくなったらエアコンを止め、暑くなったら再びスイッチを入れる」というように、こまめに、スイッチの入切を繰り返して温度調節を行うと、急に部屋を冷やす運転が多くなるので、エアコンに温度調節を任せるよりも、多くの電気を使う場合があります。

そんなこんなで、実際に恐る恐るエアコンつけっぱなしを実践してみたところ、エアコンをつけっぱなしの方がエアコンをこまめにつけたり消したりするよりも電気代が安かったと言う経験談が相次ぎ、多くの人がエアコンつけっぱなしの方が電気代がやすくなると言う認識を持った。

特に、実際にひと夏実践してみた系の話は、多くの人々の心を鷲掴みにした。
「私もやらなきゃ! ((o(´∀`)o))」
そうして、エアコンのつけっぱなしは広まっていったのだった。

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衝撃! エアコンはつけたり消したりの方が電気代が安くなる実験

そんな中、主力商品がエアコンのダイキン工業社から、衝撃の実験結果が発表された。
それは 『 エアコンはつけたり消したりの方が電気代が安くなることもある 』 と言うものだった。


<参考資料>第5回『ダイキン 空気のお悩み調査隊がゆく!』エアコンをつけっぱなしにするのとこまめに入り切りするのでは、どちらの電気代が安くなるの? | ダイキン工業株式会社


多くの人が、エアコンはつけっぱなしが消費電力量を抑え、電気代を安くできると思っていたものだから、この話は衝撃的だった。

ただし、この話をよく読むと、必ずしも電気をこまめにつけたり消したりの方が安くなるわけではないと言うことがわかった。

(1) 日中9:00〜18:00までの時間帯は、30分間であれば、エアコンを切らずに「つけっぱなし」にする方が電気代が安くなりました。

『 日中・・・30分間であれば・・・』
これは非常に重要なキーワードだ。
要するに、

お茶しに15分間部屋を空ける。
ご飯を食べるために20分間部屋を空ける。
近所のコンビニにお弁当を買いに行き、25分間家を空ける。

このような場合は、つけっぱなしの方が電気の消費量を抑えることができる。
しかし、

買い物のための2〜3時間家を空ける。
パートのために5時間家を開ける。
他の部屋で食事したりご飯を食べたりして1〜2時間過ごす。

・・・のような時は、つけたり消したりをした方が電気消費量を抑えることができる。
つまり、『 つけっぱなしの時間 』 によるのだ。

また、電力消費量の高い 『 日中 』 と言うのも重要だ。
日中は電力消費量が高いので、エアコンを起動する時にかかる電力を短時間でペイできてしまうのだ。
夜間の場合、つけっぱなしでもOKの時間はもっと長くなると思う)

さらに、これは 『 エアコンの性能 』 にもよるのではないかと思う。
性能の低い昔のエアコンや、性能の低いエアコンでは消費電力つけっぱなしにできる時間はもっと低くなるはずだ。

(2) 想定した1日の生活スケジュールでで「つけっぱなし」にして運転すると、外出時に運転をOFFにするよりも1日の消費電力の合計が大きくなりました。
(1日の電気代差は約35円)

外出時までつけっぱなしにしているのに、それでもつけたり消したりとの電気代の差が35円と言うことから、如何にエアコンの起動時は電気を食うのかと言うのがわかるのではないかと思う。
(こまめにつけたり消したりを繰り返すと、猛烈な電気の消費になるのは容易に想像できる)

また、エアコンを「つけっぱなし」にした部屋と「こまめに入り切り」した部屋の温度と湿度を比較したところ、「こまめに入り切り」した部屋の運転をOFFにした後の温度、湿度はともに高く、快適性に大きな差があることもわかりました。

夏場、暑い時間帯にエアコンを消してしまうと、室外の気温の影響を受けて、すぐに室内の気温も上がってしまう。

しかも、『 内部クリーン運転 』 で冷却フィンの結露を取り去ることをやっていると、エアコンを停止した後の室内の湿度がさらに上がってしまうので、それを解消するためにまたエアコンを強めにつけて・・・と言うのも頷ける。

大反響を巻き起こした、このダイキンのページでも書かれてあったが、エアコンをつけっぱなしにするか消すかどうかは、部屋を離れる時間、エアコンの古さ、省エネ性能、気温はどの程度か(気温が高ければつけっぱなしだと消費電力が高くなる)などを考慮した上で、エアコンをつけっぱなしにするかどうかを決めると良いと思う。


エアコンをつけっぱなしNG基準

エアコン購入年
→ 古ければ、つけっぱなしはNG

部屋を離れる時間
→ 長時間ならば、つけっぱなしはNG

省エネ性能
→ 省エネ性能が低ければ、つけっぱなしはNG

気温
→ 気温が高ければ、つけっぱなしはNG


部屋を空ける時に実践しすると良さそうなもの

エアコンを『 冷房 』 の状態にしておき、『 設定温度を最大値まで上げる 』 と、エアコンの消費電力を低く抑えることができる。

この状態で部屋にいると暑くて仕方ないのだが、部屋を出ると無問題。
エアコンの消費電力を抑えたままキープしてくれるので、エアコンの起動に電力消費されない上に、室内に居ない間の電力消費量を抑えることができる。

ところが、今のエアコンは良くしたもので、『 不在エコモード 』 なるものがついており、この不在エコモードをONに設定しておけば、部屋に不在時は自動で省エネ状態に切り替えてくれるのだ。

冷房の設定温度を一々上げることが面倒な方は、エアコンのリモコンで不在エコモードを設定すると良いかもしれない。
(ダイキン以外ではどんな機能になるのは不明なので書けないが、ダイキン以外のメーカーでも同様の機能があれば、それを利用すると電気代を安くできるのではないかと思う)


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