鳩だの物だのタイルだの、マンションの大規模改修でバルコニー周りが大波乱の予感

マンション躯体維持(マンションを劣化させないようにするためのこと)には、外壁がもっとも大切なのですが、実際に住民の人達の多くが気にしていたのはバルコニー周りでした。


鳩避けの設置法で問題炸裂か?!

うちのマンションは鳩屋敷状態になっており、丸々と太った盛の付いたが年中ウロウロしています。

少し目を離すとすぐに鳩が巣を作り、をプリプリプリプリと産んでしまうので、マンション内で大問題になっているのです。



じゃあ、マンション全体を網で囲ってしまえば良いだろうと考えてしまうのですが、そうは問屋が降ろさない。

どこに鳩避け網を設置するのか、どうやって鳩避け網を設置するのかが問題になったのでした。


マンションの外廊下と吹き抜けの天井を鳩避け網で覆う

鳩の入り込んでくる『 マンションの外廊下の隙間 』『 吹抜の天井 』は、鳩避け網で覆うことになりました。

これは全く異議なしでした。

ただし、かなりキッチリ覆ってしまわないといけないため(何かの拍子に鳩が編みの内側に入り込んでくると抜け出せなく鳴ってしまうため)、どうすれば良いのかはまだ決まっていませんでした。

鳩避け網のメンテナンスに足場が必要になると、もし鳩避け網に問題が起きたら補修ができなくなってしまいます。

かと言って、チマチマと外廊下の隙間を塞ぐとなったら、それはそれで大変です。
(1階ごとに全部設置していかないといけないため)

このように、色々と大変ではありますが、このことで、現在設置中の外廊下の内側にあるサービスバルコニーの自作の鳩避け網不要になる予定です。

これでかなり見た目が悪くなっていたので、鳩避け網を使わずに済むようになると非常に助かります。



バルコニーを鳩避け網で覆うかどうかの意見が別れる

サービスバルコニーだけでなく、バルコニーにも鳩害が及んでいるようです。

うちは幸いにしてバルコニーの縁や手すりなどに鳩の糞をプリプリされるだけで済んでいるのですが(頻繁にハトのフンを除去しないといけないので、それでも結構辛いものがありますが)、鳩に目をつけられてしまい、鳩が巣を作りに来て大変なお宅も多いようです。

そんなわけで、今回の大規模改修でバルコニーを全部鳩避け網で覆ってしまう案が浮上していました。

でも、そんなことをされたら鳩避け網のせいでせっかくの眺望が悪くなってしまいます。


鳩避け網なし


鳩避け網あり


それはちょっと困るなあと思っていたのですが、お話を聞くと、隣の部屋のバルコニー内侵入経路があれば、そこから鳩が入り込んでくるため、自分のバルコニーを鳩避け網で閉鎖してもダメなんだそうです。

侵入経路には、お隣さんとの境目のちょっとした隙間が利用されるらしいです。



なので、バルコニーを網で塞ぐのが任意の場合、そのあたりのことがめんどくさくなる可能性が高くなるようです。

もし、大規模改修で全宅を鳩避け網で囲うのであれば、全面を大きな鳩避け網で囲うのか、各部屋ごとに鳩避け網を設置するのか、そう言うことも考えなければならないようでした。
(鳩避け網のメンテナンスに足場が必要になると、もし鳩避け網に問題が起きたら補修ができなくなってしまう)



バルコニーが物だらけの部屋の受難

うちは、バルコニーには物を置かないので、ベランダ掃除用のホースと、室内用の物干し台くらいしかものがありません。

でも、バルコニーに山ほど物を置いているお宅もあります。

バルコニーからパッと見ただけでも、「 ああ、山ほど物があるな 」と言うのがわかるお宅が結構な数存在しています。

1.5mはあろうかと言う観葉植物、ガーデニング用のプランター。
それに洒落たバルコニーを演出するための小物やラティス。

中には、粗大ゴミのようなものや、ガラクタっぽいものや、大きな物置を設置しているお宅もあるようで、非常にお困りのようでした。

さらに、バルコニーの床一面にタイルを敷き詰めてしまっているお宅もあり、大規模改修前にタイルを剥がしておくようにと一級建築事務所の人から言われ、一瞬、説明会場にざわめきが起きました。

『 バルコニーにタイル? 』と思ってちょっと調べてみたら、近年は小洒落たバルコニーにするために、バルコニー用のタイルが発売されているようです。

種類は、普通のタイルっぽいものから、ウッドデッキ調のものまで様々です。

商品写真を見たら、「 ああこれは確かに良いな。これは私も置きたい 」と思ってしまいました。

これを設置している人の多くが、そう思って設置しているようです。
(マンションの既存の床のシートは、メンテナンスはし易いものの、見た目があまりよくないので、どうしてもそう思ってしまいます)

でも、大規模改修時には、これらを全部バルコニーから運び出し、バルコニーにはエアコンの室外機以外のものを置かないようにしなければならないので、タイルだの、園芸小物だの、物置だのを置いているお宅の中には「 どうしよう状態 」になっている人も多いようでした。


バルコニーの壁と天井は徹底的に補修した上で塗り直し

バルコニーの壁高圧洗浄塗装の塗り直しをすることに決まりました。

壁に入った亀裂などは全部しっかりとチェックした上で、ちゃんと補修するので大丈夫だと言われました。

ちなみに、うちのバルコニーの壁にも亀裂が入っていますので、これをやってもらえると嬉しかったりします。



ところで、マンション入居前に設置したエアコンの室外機には化粧パイプを使ったのですが、そのエアコンの室外機を除去した後の状態見てビックリしました。

何と、その化粧パイプはネジで止められており、そのネジを外したことで、壁にはネジ穴がポコポコと空いていたのでした。



エアコンの室外機の化粧パイプの設置にあたり、穴が開けられる件については、エアコンの設置業者から何の相談もなかったので、今まで全く知りませんでした。

これについてもついでに穴埋め修理してもらえるのか非常に疑問ではありましたが、何となく怖くて聞けなかったので、そのまま放置してしまいました。(;´_`;)


次ページ

まだこれから

前ページ

マジこれ? マンションの大規模改修の説明会で知った驚愕の事実について

広告