サビ取り剤で蛇口の水垢除去&サビとりした

父の所有している放置マンションを掃除していたときのこと。
マンションを放置しまくっていたため、マンションの蛇口にはサビが発生しまくっていた。

しかも、バルコニーの蛇口だけでなく、室内の蛇口にまでサビが発生していた。

サビは洗剤を使ってもなかなか落ちない。
そこで、百均(ダイソー)でサビ取り剤を買ってきて、サビを取ることにした。


サビ取り剤で蛇口のサビとりをした結果

屋外のサビだらけの蛇口は、この通り綺麗になった。
でも、これは一度だけではなく、何度も錆取りを行った結果だ。

ここまで酷いサビが出てしまっていたので、一度ではきれいにならなかった。



ここまで綺麗にするのに、かなりのサビ取り剤が必要だった。
そのため、最初は百均のサビ取り剤を使っていたが、コストパフォーマンスが悪くなったので、途中から、別のサビ取り剤を使うことにした。



そこで、室内の蛇口にも使ってみることにした。
すると、屋外よりも遥かに容易にサビ取りが出来た。

でも、この時にあることに気がついた。
蛇口や水回りについた水垢が綺麗サッパリ落ちているのだ。

これは何事?!
早速、他の場所も使ってみたが、やはり水垢がきれいに落ちた。


 


これはまぐれじゃない!

どうやら、サビ取り剤の中に含まれている研磨剤と、サビを酸化還元させる成分が、水回りの水垢を除去しているようだ。

ちなみに、パッキンがダメになって水漏れが起きてしまい、かなりの水垢が発達してしまった場所でも使ってみたが、その水垢をかなり落とすことが出来た。

サビ取り剤の使用前に気をつけること

  1. 使えるものかどうか調べる
    使えない素材に使うと、傷がついたり表面の塗装が溶ける可能性があるので注意する。
  2. ビニール手袋を使うようにする
    サビ取り剤は強力なものが多いので、必ずビニール手袋を使うようにする
  3. 傷のつきやすいものは避ける
    すぐに傷のついてしまうものは避けるようにする
  4. 換気を行う
    サビ取り剤から揮発ガスが出てくる可能性があるため、換気をしながら行う。
    (窓を開けることができる場所は窓を空け、換気扇を回すことができる場所では換気扇を回す)

サビ取り剤の使い方

  1. 水と汚れを拭き取る
    水や汚れが残ったままだと錆取り剤の効果が薄くなる。
  2. サビや水垢の気になる場所に錆取り剤を塗りつける
    ビニール手袋をはめて行う
  3. サビ取り剤をこすりつける
    研磨剤入りの場合は、蛇口や水回りの傷に注意する
  4. 数分〜数十分放置する
  5. サビ取り剤を拭き取る
    キッチンペーパーやウエスやボロ布など、使い捨てのものが良い
  6. 水で軽く洗い流す
    洗剤でゴシゴシ洗ってしまうと、サビ防止用の油膜がとれる
    流し台や台所の蛇口で使う場合には、サビ取り剤をしっかり洗い流す。

ダメージが入った蛇口

サビがある程度以下にまで浸透すると、ステンレスの表面に傷が入る。

そのため、サビが少ない部分はピカピカにすることができるが、もうすでにサビが深くまで入り込んでしまった部分は、ザラザラになってしまう。



このため、予め、サビが入りやすい蛇口とわかっている場合は、早いうちに錆止め剤を塗り、これ以上サビが付くのを防いだほうが良い。

また、サビが深く入り込む前に、サビ取り剤でサビを除去した方が無難だ。


サンポールではだめなのか?

サンポールをステンレス製品に使うと、ステンレス製品をダメにしてしまう。

実際に、私もやらかしてしまったのだが、表面が黒っぽく、汚くなってしまい、非常に見た目が悪くなってしまう。

見た目が悪くなっても使えなくはないのだが、これでは水垢を除去して綺麗にした意味がないので、ステンレス製の蛇口や排水口や流し台の場合は、サンポールは使わない方が無難だと思う。


クエン酸ではだめなのか?

クエン酸でも、弱い水垢なら落とすことができる。
でも、ある程度発達した大きな水垢は難しい。

また、普通はクエン酸水パック(クエン酸水を吹きかけた後、ラップを貼り付けて1〜数時間放置すること)を行わないといけないため、手間と時間がかかるのが難点だ。

この他、クエン酸は薄く付いた水垢を白く浮き上がらせてしまうことがあるので、却って見た目が悪くなることもある。

特に、クエン酸を撒いた後に放置して乾燥させてしまうと、こうなることが多い。
この場合、慌ててクエン酸を洗い流しても後の祭り(白い汚れが落ちない)になる。


研磨剤ではだめなのか?

まだ初期の水垢であれば研磨剤でも対応できる。

ただし、ある程度発達してしまった水垢の場合は、研磨剤ではそれほど効果がないので、止めておいたほうがお金の無駄にならないと思う。

また、ステンレスやプラスチック製品やアクリル製品に使用すると、をつけてしまう可能性もあるので、この点でもあまりおすすめはできない。


【酸が】酷い水垢と水滴のウロコを除去する方法 【よく効く】


ガラスの水垢は落ちにくい

ステンレスなどの水垢は落ちやすかったが、ガラス面の水垢は落としにくかった。
もちろん、かなりの水垢を落とすことはできた。

でも、ステンレスなどの水垢の落ち具合と比較すると、かなり落ち具合が悪かった。
なので、ガラスは水垢予防が第一だ。

浴室を使用後に、ガラスの水滴を拭き取るだけでも、後々のメンテナンスがかなり楽になる。


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