【安かろう】 定期借地権付住宅 【罠だろう】

定期借地権付住宅とは

定期借地権付住宅の特徴は、以下の通りです。

  • 契約期間が終了したら、更地にして地主に返還しなければならない物件
    (地主・借主双方の合意があれば、建物を譲渡(有償・無償)することは可能)
  • 定期借地権付住宅は、立退き料の請求が出来ない
  • 定期借地権付住宅は、契約期間の延長は出来ない
  • 定期借地権付住宅は、契約の更新がない
  • 一般用の定期借地権付住宅の契約期間は、50年以上
  • 事業用の定期借地権付住宅の契約期間は、10年以上20年以下
  • 建物譲渡特約付借地権は、30年以上の契約期間で、建物付きで地主に返還できる

安い物件は要注意

時折、市場価格よりも安い物件を目にします。
そういった物件の中には、低地借地権付の物件が含まれていることがありますので要注意です。
(市場価格の60〜70%の価格)

契約前には不動産屋の話や契約書をよく読んだ上で、定期借地権付の物件かどうかをしっかりと見極めるようにしましょう。
定期借地権付の物件は、戸建だけではなくマンションでもありますので、戸建ではないからと安心せずに、マンションであっても気を抜かずに定期借地権付の物件なのかどうかを調べることが大切です。

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