【家がボロボロ】 家の老朽化問題
若い頃に家を買うと・・・
30歳の時点で、25年ローンを組んで築10年の中古の一戸建て(持ち家)を買ったとします。
その場合、ローンを完済するのは55歳で、家は築35年。
ローンを完済する頃には、ローンを払っている家主もマイホーム自体もかなりの老朽化が進んでおり、大幅なリホームを考える時期にさしかかります。
(物件によっては立替えも)
また、同様に25年ローンを組んで築20年の中古マンションを買ったとすれば、完済し終わるのは築45年になってから。鉄筋コンクリート製のマンションで、耐久年数が50年だとしたら、ローン完済時にはいくばくも住めない状態だったということにもなりかねません。
ですので、ローンを組んで家を買う場合には、いつ頃立替&リフォームが必要になりそうか、その頃にはマンションや戸建住宅に住むことが可能なのかについてよく考えたうえで、家を買われた方が宜しいかと思います。
老朽化でマンションが売れない
中古マンションを売る時、あまりにもその中古マンションの老朽化が進んでいると、買う側も警戒心がでます。例えば、築35年の物件ですと、耐久年数から考えると、あと15年しか住めない計算になります。
ですので、その中古マンションを1500万円で買ってしまうと年額100万円。
月額にすると、8万円ほど。
さらに固定資産税や共益費がかかってしまうので、実際に住む事ができる年数に対してかなりの割高物件に・・・。だからと言って、値下げをして販売してみても、これがまたなかなか売れない。
このように、戸建て住宅は最悪でも土地だけは残るのですが、マンションは土地の資産価格もほとんど残りませんので、築年数の高いマンションを購入される場合は、かなりの注意が必要であると思います。
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