【先祖帰り】 節電と魔法瓶

先日(2011年6月)、魔法瓶を購入しました。
と言うのも、魔法瓶だと電気を食わない(節電になる)からです。

という訳で、購入した魔法瓶はこちらです。
うちは貧乏な割に、いっちょ前に象印の魔法瓶です。(^^

昔から、象印の魔法瓶 はよく利用していたのですが、今のやつは内側がステンレスになっています。
しかも、小さいのに沢山の量が入ります。
(昔の魔法瓶はガラス製だったので、重くて大きいのに量が入りませんでした)



しかも、昔は内側がガラスで出来ていましので、倒したり落とすと内側のガラスがパリーンとなっていました。
(落とした後、魔法瓶を振った時にガシャガシャすると、「あーあ、やっちゃった (; ´Д`)」 なと・・・)

この内側がガラス製の魔法瓶は、携帯用のものもあったので驚きです。内側がガラス製の携帯用の魔法瓶は、中に入るお茶の量が少ない上に割れ易いし、重いので今ひとつな感じでした。(^^;

次にの部分ですが、これもちょっと変わったかなと思います。昔は、蓋と注ぎ口は分かれていたような気がするんですが、これは水差しみたいになって一体化しちゃってます。



でも昔のは確か、蓋を回すことでお湯の出を緩くしたりよく出したりをコントロールしてたような気がします。
と書いていて、このタイプの魔法瓶は知らない人も居るんだろうなと思いました。

と言うのは、その後に出た魔法瓶は、蓋にお湯を注ぐための大きなスイッチの付いているものエアーポット)だったからです。
なので、年代的にはこのエアーポットの魔法瓶しか知らない方もおられるんだろうなと。

でも、これが出たときはかなりの衝撃でした。
何せ、魔法瓶(重いヤツ)を持ち上げることなく、お湯を注げるのです。
こんな凄いことはありませんでした。

さらに、魔法瓶に電気が繋がって 電動ポットになった時、これもすごい衝撃でした。
前の蓋の大きなスイッチを押して水を出すタイプの魔法瓶は、ギューギュー押していると親指が痛くなってしまうのですが、電動ポットはその指の痛みがなく、ボタンを軽い力でと押しているだけで、水が力強くジャーッと出てくるからです。


このときはもう、人類の進歩というのはすごいなと、進歩することはあっても退化することはないんだろうなと信じて疑わなかったのでした。

このようなわけで、節電で電気を使わない魔法瓶に逆戻りする事になったときは、何だかすごい世の中になっちゃったなと、技術力はちゃんとあるのに電力が足りないことで、昔の魔法瓶を使うことになってしまったと言うのがかなりの驚きだったのでした。



という訳で、このポットを何週間か使ってみたのですが、その使用感は以下の通りです。


象印の魔法瓶の使用感

1.やかんでお湯をわかすのがめんどくさい
2.お湯は意外と冷めにくく、12時間くらいはもつ
3.お湯の出る・出ないがスイッチで切り替えられる点は、昔よりも楽
4.お湯の注ぎ始めに、お湯がドバっと出たり出にくかったりする
5.電気代はかからないが、ガス代はかかる
6.夜間のお湯が沸くまで張り番するのがめんどくさい
7.1.5Lなので沢山のお湯を作って溜めておけない
8.あまり場所は取らない
9.お湯を魔法瓶でわかさないので、魔法瓶の内側が汚れにくい
10.内側がステンレス製なので壊れにくい
11.丸洗いできて手入れが楽
12.台所のコンセントが一つ空いた
13.再沸騰ができないので、番茶や紅茶を入れるのが面倒
14.持ち運びができるので、いろんな場所で使える
15.冷たいものも冷たく保温できる


という訳で、一長一短はありますが(冷たいものも冷たく保温できるのはなかなか良いです)、昔は電動じゃない魔法瓶も普通に使ってましたので、また電動でない魔法瓶にも慣れなおうそうかと思います。

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