誰が死後の後片付けをしてくれるのか

死んだら他人にやってもらわなければならないこと

死んでしまったら、自分で身の回りや家の中のことや葬式やお墓のことなどは手出しできません。
ですので、死んでしまったらある程度は他人にやってもらわなければならないことが出てきます。
その内訳は以下の通り。


  • 死んだことを知人などに知らせてもらう
  • 死亡届けを出す
  • 火葬の手続き、火葬をする
  • 家の中のものを処分する
  • 遺言の執行の手続きを行う (遺言がある場合)
  • 遺体を引き取る (賃貸物件の場合)

このように、死んでしまった後に他人にやってもらわなければならないことはたくさんありますが、これらを頼める友人や親族を確保できるかどうかが、死後の処理をしっかりとこなせるかどうかの分かれ道になるのではないかと思います。

一人だけの老後にはこんな不安がある

一人だけで生活する上で不安な点は以下の通りです。
(とりあえず、分かる分だけですが・・・。(^_^ ))


  • 遺体を引き取ってもらえる人が居ない(死亡届を出してくれる人が居ない)
  • 火葬を行ってくれる人が居ない
  • 家の中の後始末をしてくれる人が居ない
  • 遺言の執行を依頼してくれる人が居ない

これらのことって、一般的には全て家族がすることになっているんですよね。
ですので、家族が居なかったり身寄りがない状態だと、これらのことすら行ってもらえなくなる可能性が出てくるのでとても不安になるわけです。

また、一般的には家族が忌引きなどを利用してこれらの処理を行うわけですが、家族でない場合は忌引きが利用できませんので、頼みづらいのも難点です。

一人で息を引き取ることは今はまだ一般的な事柄ではないために、法律面でも社会的にもサポートが不十分な感がありますが、サポートを期待するだけではラチがあきませんので、できるだけ死後の対策を行えるように、日頃から下準備をしておくのが大切だと思います。

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