【実はこんなに】 隠されたアスベスト

アスベストが囲い込まれている場合

アスベストが吹き付けられていると、すぐに分かります。
「ああ、ここはアスベストが使用してあるんだな」と。
でも、アスベストを使用した壁や鉄柱が、板などで囲い込まれていたら一目では分かりにくくなってしまいます。

ですので、築年数を見たけれど、建物にはアスベストは使用されていなさそうだから・・・と安心せずに、設計図などでしっかりと確認された方が宜しいかと思います。

アスベストを隠していても・・・

とりあえず、管理組合には除去費用もないので、アスベストを「囲い込み」や「封じ込め」で隠していたとします。でも、いつの日か訪れる解体の日には、多額の除去費用や処理費用がかかります。

ですので、アスベストは「囲い込み」や「封じ込め」の処理がなされているからと安心せずに、そういった物件には手を出さない方が無難であるかと思います。
(参照 【古い物件にご注意】 アスベストと物件の価値)


飛散性の高いアスベストが使用されていた時期

さすがに、吹き付け材が使用されていたのは1980年代までですが、アスベストが飛散しやすい建材は2000年代になっても製造&使用されておりましたので、注意が必要であると思います。

 建築された年代については、たいていの物件情報が平成○○年・昭和○○年という書かれ方をしておりますので、ここでは製造された年を「昭和・平成」という記述の仕方で表記しております。


種類 建材 製造された年
吹き付け材 吹きつけ石綿 昭和50年まで(1975年)
石綿含有吹きつけ
ロックウール
半乾式・乾式は
昭和62年まで(1987年)
湿式は昭和64年まで(1989年)
石綿含有
バーミキュライトの吹きつけ
昭和64年まで(1989年)
耐火被覆材 石綿含有けい酸
カルシウム板
平成9年まで(1997年)
断熱材 屋根用折板
石綿断熱材
昭和64年まで(1989年)
煙突石綿断熱材 平成16年まで(2004年)
保温材 石綿・珪藻土・バーライト
石綿ケイ酸カルシウムなど
昭和55年まで(1980年)

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