【リスク】 持ち家の資産価値 【財産】

土地の資産価値は変動する

土地の資産価値は変化します。
私の住んでいる京都の家だって、土地バブルの時には一億円以上していた時期もあるのです。

土地の価格は、主に、需要と供給のバランスによって変化します。
(家を買いたい人が増加→土地が不足する→土地価格が値上がり)
(家を買いたい人が減少→土地が余る→土地価格が値下がり)

また、土地価格は国民の多くの所得が上昇することで上昇します。
(国民の所得向上→家や土地を買う→土地が不足する→土地価格が値上がり)

その反面、土地価格は国民の多くの所得が減少することによって下落します。
(国民の所得減少→家や土地を買えない→土地が余る→土地価格が値下がり)

分譲マンションの価格は変動する

分譲マンションの価格は変動します。
よほどの好材料でもない限りは、主に下方向に変動します。

それは、マンションには土地に対する価値がほとんどないからです。
ですので、建物が老朽化していけば、それだけ分譲マンションの資産価値は大きく下落していきます。

通常の戸建て住宅に比べると、分譲マンションの方が資産価値の下落が大きいです。
自分の買った値段が、そのマンションの価格ではないことに注意しましょう。

また、分譲マンションの建設ラッシュなどでマンションの空き室率が上がってくると、マンション価格が大幅に下落してしまい、ローンの残高よりもはるかに安く、そのマンションを買うことが出来てしまう可能性もありますので、充分に注意しましょう。

ちなみに、投資用の賃貸マンション価格も変動します。
こちらも、分譲マンションと同様に、新築が一番の高値で、よほどの好材料でもない限りは、主に下方向に変動します。


定期借地権付の物件価格は変動する

定期借地権付の物件価格は変動します。
契約期間が終了したら、借りていた土地を更地に戻さなければならない(地主さん買取の場合は別)ので、分譲マンションなどと比べても、資産価値はさらに減少します。
中古では売れない場合も多いですので、その点には充分に注意された方が宜しいかと思います。


震災や自然災害などよって、不動産価格は変動する

震災や自然災害が起こると、不動産価格が変動してしまうことがあります。
特に、強い地震が起こって大幅な補修が必要になったりした場合には、資産価値が大きく目減りします。


資産価値を常に考慮に入れる

資産価値を考えるのであれば、土地付の戸建て住宅の方が無難かもです。
また、分譲マンションを売るのであれば、資産価値が余りにも劣化しないような、できるだけ新鮮なうちが無難かもしれません。

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