【気をつけよう】 不動産売買に潜む罠

こんな広告に気をつけよう

健康食品や美容関連の商品販売の世界では、よりインパクトがあって魅力的なキャッチコピーをつければつけるほど、良く売れるものだったりします。
そこで、実際にはそれほど効果がないにも関わらず、大げさな広告を打つ会社が多数現れました。

例えば・・・
「これで激ヤセ!2週間で10kg減!さあ、今すぐ○○ダイエット始めよう!」
「○○レーザーであっという間に永久脱毛!エステサロンの永久脱毛をご家庭で」
・・・みたいな。

こういう殺し文句というものは、簡単にいくらでも思い浮かびますし、実際にこういった広告を出せば売れそうなものですが、実際にはこのような広告を出すのは禁止されています。
(消費者への商品情報は、適切且つ正確でなければならないですから・・・)

これは、不動産業界でも同じようなことが言えます。

例えば・・・
最高級マンション、ここから始まる極上の暮らし」
「今がお買い得!2LDK鉄筋RCマンションをこの破格値でご提供!」
・・・みたいな。

これは、「宅地建物取引業法、不動産の表示に関する公正競争規約」で禁止されてますので、こういった禁止されているようなことを平然とやっているような会社には充分に注意しましょう。


禁止されている言葉の種類 具体例
全く欠けることがないことを意味する言葉 完全、完璧、万全 など
優位に立つことを意味する言葉 抜群、日本一、業界一 など
最上級を意味する言葉 最高、最高級、希少 など
選別されたことを意味する言葉 特選、厳選 など
価格が著しく安いという印象を与える言葉 格安、掘出物、破格、お買い得 など

※ 住宅金融公庫(独立行政法人住宅金融支援機構)より転載


不動産屋の殺し文句

世の中には、「今が買い時」とか、「もうすぐ値上がりする」とか、「早くしないと別の人が先に・・・」とか言って、焦らせる不動産屋さんがいます。

こういった不動産屋さんは、大抵いつでも「今が買い時」と言っていたりしますし、大抵いつでも「もうすぐ値上がりする」とか言っていたりします。

また、中には、「早くしないと別の人が先にあの家を買うので」とか言って、焦らそうとする不動産屋さんまで居ます。
(カラ電(実際には電話をしていないにも関わらず、電話をしている振りをすること)などのテクニックにより、あたかも契約が進行中のように振舞う不動産屋までいます)

こういった不動産屋に対しては、普段から心の準備をしておいたり、普段から心の中でシュミレーションを重ねるなどの対策をして、不用意に契約を結ばないようにすることが、重要であると思います。

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