【通気性】 インド綿について 【吸水性】


通気性&吸水性に優れたインド綿を使った衣服を着ると、蒸し蒸しした日でも比較的心地が良いです。
という訳で、電気を使わずにより快適に過ごせるよう、インド綿について書いてみたいと思います。

インド綿とは

インド綿とは、インドで生産される綿の生地のことです。
色ムラ・織りムラなどの風合いが強い薄手のガーゼ状のものや、マットなどにも使えるような厚手のものや、絹のような光沢のあるものなど、インド綿には様々な種類があります。
一般的に、絹のような光沢のある美しいインド綿は値段が高めです。


糸が太くしっかりしているものは、マットやクッションカバーなどのインテリア系の商品でよく見られ、絹のような光沢のあるインド綿は高級な服やインテリア系の商品などに利用されます。

ただ、インド綿は一般的にはアメリカ製の綿よりも耐久性に劣りますので、耐久性をメインに考えるのであれば、アメリカ製の綿のほうがインド綿よりも向いているかもしれません。


スカートとインド綿

インド綿を使った人気商品の中には、スカートがあります。
インド綿を使ったスカートは風合いも良く、通気性に優れ、吸水性も良いですので、日本の蒸し暑い夏には向いています。ただし、インド綿を使ったスカートには、以下の点で注意が必要です。


1.裏地がある方が良い

特に、ガーゼ状の薄手の生地の場合は、裏地が付いていた方が透けにくくなり無難です。
巻きスカートの場合は、巻きに余裕があるものの方が(より多くの生地が重なる方が)透けにくくなります。

2.裏地までインド綿の方が良い

表地はインド綿であっても、裏地が普通の化繊の場合、直接肌に触れるのは化繊の生地ですので、出来れば裏地までインド綿のほうが良いです。インド綿の裏地の場合、極薄生地が使われていることもありますので、使用中や洗濯中の裏地の破損には注意が必要です。


インド綿を使った商品の注意点

インド綿の中には、裂けやすいものがあります。
当然、しっかりした生地のインド綿もあるにはあるのですが、スリング (赤ちゃんをだっこし続けるための育児グッズ)に裂けやすい薄手のインド綿を使うと、破れたり裂けたりと言う問題が発生してしまう可能性もありますので、スリングにインド綿が使われている場合は、裂けやすい生地か丈夫な生地かを確認してから購入した方が無難かと思います。



インド綿を使った商品を洗う方法

インド綿を使った商品を洗う方法は、各商品のタグに書かれてあります。
汎用品(価格が安くてよく使われている物)は、普通に洗濯洗いできるようです。

ただし、ガーゼ状のフワフワのインド綿の場合は、破れたり裂けたりしやすいですので、洗濯ネットに入れて洗った方がより長持ちするかと思います。

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