ロフトベッドのメリットとデメリット
ロフトベッドとは、天井付近に屋根裏部屋のような狭いスペースを作り、そこをベッドにしたものです。
普通のベッドが床にあるのに対し、ロフトベッドは天井にありますので、普通のベッドのメリットやデメリットと違うメリットやデメリットが存在します。
また、人によっては、ロフトベッドを利用しないほうが良い方もおられますので、ロフトベッド付きの家を購入したり、ロフトベッド付きの賃貸物件を契約される方は、事前によく注意する方がよいと思います。
ロフトベッドのメリット
- ベッドの下に机や収納棚などを置ける
- 部屋の空きスペースを広くすることができる
- 縦のスペースが無駄にならずに有効活用できる
- ベッドとして利用できなくても、物置や棚として利用できる場合がある ※ 注1
- 床の冷気がそのまま伝わらない
- エアコンの暖かい空気は上に溜まるので、ロフトベッドの方が暖かい
※ 注1
物や棚の配置によっては、非常に見栄えが悪くなる可能性もあります。
ロフトベッドのデメリット
- ロフトベッドからの落下の危険性がある
- 縦スペースを使用しているので、強い圧迫感がある ※ 注1
- 寝ているときに圧迫感がある (天井が近いため)
- 夜寝ている間にトイレに行きづらい
- 敷・掛 シーツの洗濯の時にしんどい
- 組み立て式のロフトベッドの場合、一人で組み立てるのが難しい
- ベッドマットは軽くて薄いものを使用しなければならない ※ 注2
- エアコンがベッドの傍にある場合、冷気などがベッドに直撃してしまう
- 高さが高い分だけ揺れも大きくなるので、地震には弱い
※ 注1
自分の目線よりも高い位置にものがあると、圧迫感を感じやすいです。
レイアウトや家具などの配置によって緩和できることもあるが、圧迫感を感じやすい方は、ロフトベッドやハイベッドは使用しないほうが無難かもしれません。
※ 注2
縦スペースが少ないので高いベッドマットは難しい上に、ベッドマットが重ければロフトベッドが潰れる危険性が高くなるので、軽いベッドマットを使わなければならなくなるため
ハイベッドでロフトベッドの欠点を克服する
ロフトベッドの場合、ベッドの高さが高すぎて揺れに弱くなったりベッドマット選びが難しくなるなどの難点がありましたが、ロフトベッドより高さが低いハイベッドであれば、それらの欠点が緩和される可能性もありますので、ロフトベッドよりもスペースの確保は難しくなりますが、「ロフトベッドはどうしても・・・」と言う方は、ハイベッドという選択肢もお考えになると宜しいかと思います。
体型・必要性などに応じて、ロフトベッドを選択する
ロフトベッドには体重制限がありますので、ご自分がそのロフトベッドを使用できるかどうかをよく確認してから購入するようにしましょう。
また、ロフトベッドを設置するお部屋の高さと、ロフトベッドの高さを計算して、本当にそのロフトベッドが置けるのかどうか確認することも大切です。
(ロフトベッドで上半身を起こしても、頭がぶつからない程度の高さを確保できるのかどうかも計算してみましょう)
ところで、ロフトベッドに机などがセットになっているものがありますが、それらの付属品の使い勝手が思った以上に良くなかったりすることがありますので、付属品が付いている場合は、付属品のサイズなどについても良く検討してみましょう。
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