【防音アイテム】 子供の騒音を響きにくくさせる方法 【リフォーム】

【しつけ】 子供の騒音を発生させにくくする方法【教育】でも書いたように、子供をしつけ子供に協力してもらうことで、子供が原因の騒音減らすことができる
でも、それだけでは子供の騒音を無くすことは難しい。

何故なら、ついつい騒音を発生させてしまうことがあるからだ。
特に、まだ物心ついたかつかないかの子供は騒音を起こしやすいので、騒音を発生させないようにしつけする、しないに関わらず、できるだけ物音が響かないように対策することも大切だ。

リフォームなしでする防音方法

上の何れの防音アイテムも、上下左右への騒音を無くせるものではない。
あくまでも音を軽減するだけだ。

あと、人が飛んだり跳ねたりで出る騒音は、どんなアイテムを使っても、コンクリート厚がかなりあっても騒音が出るため、飛んだり跳ねたりはしてはいけないのだと理解できる年頃になれば、飛んだり跳ねたりしないよう教えることが大切だ。


防音マット

音が響きにくくなるよう、床に防音マットを敷く。
防音マットを敷くことで、堅いもの床に当たった時に発生する『 ガッ 』 『ゴツッ』 『ゴンッ』などの音を発生させにくくなる。

ただし、床やベッドやソファーなどの上で飛んだり跳ねたり走ったりするタイプの騒音には効果薄だ。
(何も敷かないよりかは遥かにマシだが)


防音カーペット・厚手のカーペット

防音カーペット厚手の防音カーペットを敷くことで、床に硬質なものが当たった時の音が発生しにくくなる。

ただし、床やベッドやソファーなどの上で飛んだり跳ねたり走ったりするタイプの騒音には効果薄だ。
(何も敷かないよりかは遥かにマシだが)


厚手のコルクマット

薄いと効果も薄くなるが、厚手のコルクマットの場合、歩いたり走ったりの騒音をかなり抑えられる。
また、フローリングに傷がつきにくい。

ただし、夏場は変に熱が篭って暑くなりやすいし、水分を含んだ食べ物や汁物や飲み物などをこぼしてしまった場合、拭き取りにくい

この他、部屋全面に敷き詰めると結構なお値段になってしまうことも問題だ。
子供が走りやすい廊下・子供部屋・リビングダイニングだけでも結構な面積になってしまう。

また、走る程度であればかなり騒音を軽減できるが、床の上で飛んだり跳ねたりタイプの騒音には効果薄。


厚手のジョイントマット

コルクマットと同様、薄いと効果も薄くなるが、厚手のジョイントマットも歩いたり走ったりの騒音をかなり抑えられる。
また、フローリングに傷がつきにくい。

ただし、ジョイントマットの素材によっては、水分を含んだ食べ物や汁物や飲み物などをこぼしてしまった場合、拭き取りにくくなる。
また、コルクマットと同様、夏場は暑い

薄手のペラペラのジョイントマットであればそれほどでもないが、厚手のしっかりとしたジョイントマットの場合、結構なお値段になってしまう。

また、走る程度であればかなり騒音を軽減できるものの、床の上で飛んだり跳ねたりタイプの騒音には効果薄だ。


防音テープ

防音テープとは、襖や引き戸がバチーンと閉まるのを防止するためのアイテムだ。
引き戸の隙間を塞ぐ&防音目的で設置する。

テープが塗装を剥がしてしまう可能性があるので、塗装が剥げてほしくない場所では使わない方が良い。


ドアクローザー

ドアクローザーとは、ドアが閉じる速度を調整できるアイテムだ。
取り付けやすさは商品によって異なる。

大人でもやってしまうドアバンですが、子供もついついドアバンしてしまう。
家族の人数が多く、ドアの開け閉めが頻繁に起きる場合は、かなりの回数ドアがバンバン開け閉めされ、その都度、上下左右の部屋に騒音が響き渡る。

そこで、自分の家ではドアバンの回数が多いなと思ったら、苦情が来る前に、ドアバン防止用のアイテムでドアバンを防いでおくと良い。


リフォームで騒音を軽減する

フローリングを防音効果の高いものにする

分譲マンションによっては、できるリフォームが決まっているところがある。
例えば、フローリングの材質は●●●を使い、壁には▲▲▲を使うなど。
これは、マンションのクオリティを一定以上に維持する上でとても大切だ。

また、音が出やすいカスカスのフローリングや床材を使用しないことで、隣の部屋や上下階への騒音を軽減し、トラブルを防ぐことも目的だ。

なので、床をリフォームをする場合は、マンション規約で決まったフローリングや床材があるかどうか確認する必要がある。

特に規約に定められていない場合には、防音効果の高い床材でリフォームする。


畳と防音効果

は音を吸収しやすいので、畳の部屋で物を落としても下には響きにくい
子供らが取っ組み合いのじゃれ合いやジャンプなどをしない限りは、畳を使うことで、かなりの騒音を軽減できる。

ただし、重いドスンドスンと言う騒音は発生してしまうため、飛んだり跳ねたり、足を踏み込んでドスンと立ち上がったり、重いものをドスンと落とすなどの騒音には注意が必要。

また、畳は葦で作られているため、使える家具が限られている。
デスクチェアやキャスター付きのイスなどは、畳が傷みやすいので使えない。

もし使う場合には、畳を保護するためにカーペットなどを敷くなどする必要がある。
(それでもかなり傷んでしまう)

そのため、畳を使う場合には、座卓座椅子などの 『 畳でも使える家具 』 にする必要がある。

畳には、劣化しやすい旧来の畳劣化しにくい畳がある。
材質はい草の普通の畳とは違い、劣化しにくい畳は表面がボロボロになって毛羽立つなどの問題は起きにくい。

現在、畳の多くが中国産になっており、国産の畳は少数だ。
国産の畳もあるにはあるがかなり高価なので、手が出にくい。


窓ガラスを音の出にくいものにする

子供が走ったり飛んだり跳ねたりの騒音は防げないが、子供の泣き声や騒ぎ声などは、壁の厚さや窓ガラスの遮音性能によって、かなり軽減できる。

そのため、光熱費削減のためにも、窓ガラスは厚手で防音効果の高いものを設置すると良い。

ただし、いくら窓ガラスの遮音性が高くとも、窓を開けっ放しにしていると音が駄々漏れになってしまい、子供らの騒ぐ声や泣き声などが拡散してしまうため、できるだけ窓ガラスは閉め、エアコンで空調する必要がある。


クッションフロアにする

クッションフロアとは、ビニール製グニグニした床材だ。
防水性が高く、汚しても掃除しやすいのが特徴。
また、フローリングよりも防音効果もある。

ただし、重いものを落としたり、飛び跳ねたり、踵をついてドスドス歩くと、やっぱり騒音が発生してしまうため、クッションフロアにしたからと言って、騒音がなくなると言うわけではない。

防音効果の高いクッションフロアにプラスして、コルクマットなどを使うと、さらに騒音防止効果が高くなる。


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